インプラント治療で気を付けたいこと
意を決したはじめてのインプラント。スムーズに治療を成功させるために、気を付けていただきたいことをご紹介します。
インプラント治療前

- インプラントに向いているのは、入れ歯やブリッジの機能性に不満がある方、奥歯を失ったためブリッジができない方、入れ歯をすることに抵抗がある方などです。ほかにも審美性に優れたものが良い、手入れが楽なほうが良い、かたいものもしっかり噛みたい、などといったご希望をもつ方にもインプラントは最適です。

- 外科手術をともなうインプラント治療。虫歯や歯周病があると、菌が感染する恐れがあるため手術はできません。そもそも失った歯を補い、健康な口腔内を保つためにインプラントを行うのですから、ほかの歯の病気も早めに治療しておきましょう。

- 糖尿病や心臓疾患、高血圧など、全身疾患がある方には、インプラント治療ができない場合があります。治療を開始する前に医師と相談し、確認しておきましょう。

- 今服用しているお薬が、インプラント治療に影響を与えることがあります。服用しているお薬がある方はお申し出ください。
手術当日~手術後の注意点

- インプラント手術の前に鎮痛剤を服用しますが、それでも術後に痛みがあるようでしたら再度鎮痛剤を服用してください。また、処方されたお薬は、たとえ痛みがなくても指示通り服用してください。

- 麻酔が切れるまで食事は控えましょう。もし口にするのであれば刺激のあるもの、かたいものは避け、ゼリーなどのやわらかいものを選んで食べましょう。

- 舌で傷口を触らないようにしましょう。また、術後のうがいは生理食塩水で軽く済ませましょう。手術当日は多少の出血があります。出血が多い場合は、滅菌済みのガーゼなどを30分くらい噛んで止血しましょう。さらに出血するようでしたら、担当医師か衛生士までご連絡ください。

- 程度に個人差がありますが、術後2~3日が一番腫れる時です。心配しないで、安静にしてください。

- 内出血してアザができることがあります。自然に消えていきますので様子を見ましょう。

- しばらくはシャワー程度で済ませましょう。

- 数日は激しい運動は避けましょう。

- しばらくは止めるようにしましょう。
インプラント歯周炎について
人工歯根も人工歯も虫歯にはなりませんが、たとえインプラントであっても歯周病にはご注意ください(インプラントの患者様がなる歯周病のことを「インプラント歯周炎」といいます)。
歯周病は歯周ポケットにたまった細菌が毒素を出し、歯ぐきに炎症を起こす病気。初期段階は自覚症状なく進行し、徐々に顎の骨を溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまう怖い病気です。インプラント歯周炎もそれと同じ症状を起こします。せっかくのインプラントを台無しにしないよう、日頃のブラッシングとメンテナンスを大切にしましょう。
インプラント適用の判断が難しい場合

当院では、他院で「難症例のためインプラントができない」といわれた患者様でも、治療できる可能性があります。インプラント治療に精通した医師を招き、できるだけ患者様の意に沿えるように努めます。セカンドオピニオンとしても当院をご利用ください。
また、補綴治療としてインプラントは最良の治療法ですが、必ず“インプラントでなくてはいけない”ということではありません。大きなリスクがある場合は、無理にインプラントにしないほうが良いこともあります。ブリッジや入れ歯でも治療をしっかり行えば、きちんと噛め、話せるまでに機能を回復できるのです。





















